毎月1日のルーティン ― 神社参拝と不動産業の在り方

query_builder 2025/10/01
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毎月1日のルーティン ― 神社参拝と不動産業の在り方

神社に参拝していますか?

10月1日――。新しい月の始まりに、心を整えるための「ルーティン」を持つ人は少なくありません。特に日本では、月替わりや年の節目など、区切りの瞬間を大切にする文化があります。その中で「神社参拝」を毎月の習慣としている人は、意外に多いものです。

筆者も毎月1日には、氏神様である素戔嗚尊を祀る氷川神社、そして応神天皇を御祭神とする井草八幡宮を必ず参拝しています。最初は「縁起ごと」の一環として始めた習慣でしたが、続けるうちにそれが単なる儀式ではなく、自分自身の在り方を確かめる時間であると強く感じるようになりました。

ではなぜ「参拝」がそこまで心に響くのでしょうか。「なんで参拝するの?」と問われたとき、そこにはいくつもの答えが隠されています。


参拝は“縁起ごと”以上の意味を持つ

「縁起ごと」という言葉は、日本人にとって特別な響きを持ちます。新しいことを始めるときに吉日を選んだり、良い出来事に「縁起がいい」と喜んだりする。その背景には、「出来事には必ず意味がある」「良いご縁を育てる行動を大切にする」という価値観が息づいています。

参拝もまた、その代表的な縁起ごとの一つです。ただ願い事をするための行為ではなく、心を清め、自分の在り方を見直す儀式でもあります。鳥居をくぐる瞬間、手水舎で身を清める所作、そして神前で頭を垂れる一連の流れは、自分を取り巻くご縁を意識し、日常を新たな視点で見直すための大切な時間です。

特に毎月1日の参拝は「新しい月の始まりをどう生きるか」を自分に問いかける機会。未来をつくるために、自分の立ち位置を確認し、心を整える――そうした行為そのものが縁起を良くする第一歩なのです。


不動産業と参拝の共通点 ― 「在り方」を問う

ここで一見無関係に思える「不動産業」と「参拝」を重ね合わせて考えてみましょう。

不動産業というと、一般的には「物件を売る」「土地を仲介する」という“モノの取引”に見えます。しかし実際には、それ以上に大切なのは 「在り方」 です。

たとえば、相続を控えたご夫婦にとって、不動産は単なる資産ではなく「家族の歴史」そのものです。売却や活用の相談に応じる際に、こちらがどのような姿勢で向き合うかによって、その後の信頼関係や安心感は大きく変わります。条件や金額の提示だけでなく、「どう生きたいか」「どんな未来を望むか」に寄り添う姿勢が求められるのです。

これは、参拝において神前に立つときの気持ちとよく似ています。願いを叶えてもらうだけの受け身の姿勢ではなく、自分の心を整え、感謝の意を示す。つまり「どう在るか」が問われているのです。

不動産業においても、ただ「売る」ことに終始するのではなく、誠実に、そして誇りを持ってお客様と向き合う在り方こそが、真の価値を生み出します。


「なんで参拝するの?」への答えと不動産業の本質

「なんで参拝するの?」と聞かれたら、多くの人は「願いを叶えてもらうため」と答えるでしょう。確かにそれも正解です。しかし、それだけでは参拝の本質を語りきれません。

本来の参拝は「自分を整え、未来に向かう決意を新たにする」行為です。感謝を伝え、心を清め、自分の立ち位置を確認する時間なのです。

不動産業でも同じことが言えます。お客様から「なぜあなたに依頼するのか?」と問われたとき、答えは単に条件や金額ではありません。大切なのは「この人に任せて安心できるか」「信頼できる在り方で接してくれるか」という部分です。まさに参拝の精神と同じく、「在り方」が全てを決めるのです。


在り方が呼び込む“縁起ごと”

毎月の参拝を続けていると、不思議と良い出来事が重なることがあります。新しいご縁が広がったり、困難に直面しても解決の糸口が見つかったりする。これを単なる偶然と片付けることもできますが、実は「在り方」が縁を呼び込んでいるのだと感じます。

不動産の現場でも同じです。信頼を築く在り方を持ってお客様に向き合えば、紹介やご縁が自然と広がっていきます。逆に、数字や利益だけを追い求めれば、たとえ一時的に成果が出ても、長期的な信頼は得られません。

参拝が心を整え、在り方を確認する行為であるように、不動産業も「どう在るか」によって未来が決まるのです。


まとめ ― 参拝も不動産も“在り方”がすべて

神社参拝は、古来より縁起ごととして大切にされてきました。けれどその本質は、願いを叶えてもらうことではなく、自分の在り方を整え、未来を切り拓く決意を新たにすることにあります。

不動産業も同じです。建物や土地は人生の背景を映し出す大切な存在。その取引を担う不動産業者の在り方次第で、お客様の未来は大きく変わります。だからこそ、不動産業とは「在り方を大切にする仕事」なのです。

毎月1日の参拝ルーティンは、そのことを改めて思い出させてくれる機会です。神前で静かに手を合わせるとき、不動産業に携わる自分自身も「どんな在り方でお客様と向き合うのか」を問い直しているのです。



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